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不育症検査の結果です。一部がギリギリ陽性だった

先日、主人と一緒に、杉ウィメンズクリニックへ不育症検査の結果を聞きに行ってきました。
杉先生、開口一番「ちょっと引っかかってるねー」

というわけで、凝固系を中心に、一部の検査で陽性が出ました。
何も出ないつもりでいたので、少々意外でしたが。
主人は逆に、原因らしきのがあってスッキリした様子です。

で、結論としては、アスピリン飲んでればOK、だそうです。簡単で良かった。
聞いた話を元に、本で補足しつつまとめていきます。

まずは結果

私が陽性と出たのは、以下の5項目。

項目 結果 単位 基準値
抗カルジオリピンIgG抗体 10 U/ml 10未満
抗カルジオリピンIgM抗体 8 U/ml 8未満
抗第Ⅻ因子 IgG抗体:Heavy Chain (±) なし (-)
抗ProteinS IgM抗体 (1+) なし (-)
抗核抗体 40 40未満

上4つは、すべて凝固系に関わる項目です。何らかの仕組みで血を固まりやすくしてくれちゃうモノたち、です。
どれも、陽性といってもスレスレの数値ですが、ちょっと気にした方が良い結果、とのこと。
(抗ProteinS抗体も、3+まであるそうで、1なら低い方だそうです)

抗核抗体については、気にしなくて良いそうです。
女性の5人に1人は陽性に出るものだそうで、よっぽど高くなければ問題にならないそう。

検査項目によって、同じ「陽性」でも、考え方が違いますねー。

※なぜ血が固まりやすいと流産しやすいのか? 検査それぞれの項目では何を見ているのか? という詳しいことは、こちらで書きました▼

不育症検査の「抗○○抗体」や「IgG」「IgM」って何? なぜ、これらが流産率を上げるのか?
杉ウィメンズクリニックで不育症検査を受けた結果、私は一部の抗体が陽性と出ました。 今回の場合、こういう抗体は「何らかの仕組みで、血を固まりやすくしてくれちゃう」...

対策としては、アスピリン単剤

以上の結果より、妊娠トライ時から妊娠中にかけて、アスピリンを飲みましょう、と。
それで大丈夫でしょう、とのことでした。

というわけで、今年の夏の流産については、「アスピリンを飲む」という対策自体は間違っていなかった。って事も分かりました。
ただ、それでも血栓ができてしまったのかもしれない。(血が固まりやすい体質だと、胎盤で血栓ができやすくなります)
あるいは、たまたま育たない受精卵だったのかもしれない。
どちらにしても、人の力では止められないものだったのだろう、と推測されます。

ちなみにヘパリンまでは要らないですよね、と一応聞いてみましたら、「もっと数値が高ければヘパリンもだけど、この数字じゃやる気出ないでしょー」と。
どこまでも明快でした。

不育症の場合のアスピリンの飲み方は、こちらでまとめました▼

不育症の場合の、アスピリンの飲み方や処方について覚え書き
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検査項目について詳しく▼

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参考の本▼