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右乳房の石灰化は「乳腺症」でした。結果を聞くまでの情報収集や、4歳息子への説明について

前回の記事でさんざん大騒ぎしたんですが、結果としては、悪性細胞は見つかりませんでした。

つまり、がんではない。乳腺症でしょう、とのことでした。

悪性だったら手術の予定とかの相談になるかも、と思って旦那も息子も(預け先がないから)連れて行っちゃったのですが、結果考えすぎでした。いやー恥ずかしい。

けど、一人で行って「悪性です」と言われるよりは良かったです。きっと旦那にとっても。(ほぼほぼ治るがんとはいえ、私が手術や治療を受けるとなれば、家族には負荷がかかるので・・・)

悪性じゃなかった

そう、「良性だった」というよりは、「悪性ではなかった」が正確です。

針生検では、エコーで間接的に見ながら針を刺して組織を取る、という検査の方法上、しこりではない部分を見てしまっている可能性が排除できません。これは先生の腕前にかかわらず、こう言うしかないのです。なので「悪性ではなかった」。

とはいえ、患者としては「良性です」と受け取ってOKです。

私、悪性だと思い込んでたので、良性ってだけでインパクトが強くて、ぽかーんとしてしまいました。「(精密検査になっても悪性ではなかった、というのは)よくあることなんですか?」とか聞いちゃいました。(よくあるそうです)

経過観察(総合病院で)

今後は、このまま総合病院で経過観察をするそうです。乳腺外科クリニックに戻るのではなく。

次は半年後に乳房エコー検査、その1週間後に結果返し。ここでしこりの大きさや形の変化を見て、問題なさそうなら、クリニックに返されるのかもしれません。

息子への説明

さて、今回は息子(4歳)を診察室まで連れて行ったので、事前に説明しました。悪性と言われる可能性も考慮して。

「ママのおっぱいの中に、ちっちゃいコブができている」
「それを、取らなきゃいけないのか、取らなくていいのか、調べてもらったから結果を聞きに行く」
「先生の話は難しいかもしれないけど、おはなしを聞き終わったら、君にもちゃんと教えるからね」

という感じで説明しました。

「君が生まれた病院に行くんだよ」
「ママを見てくれてるお医者さんは、女の先生でカッコイイよ」

という話もしました。楽しみだね!と。

そしたら診察までの待ち時間に、旦那と院内(外来部門)を興味深く探検したみたいです。最後は会計待ちのあいだに、院内コンビニ前のテーブルと椅子で、3人でおやつを食べました。

こんな事でもなければ、生まれた病院に来る機会はなかったかもしれず、良い体験になった気がするので結果オーライです。

自分にとっては「ゼロか100」(結果を受けての所感)

悪性の確率はどれくらい、と色々な数字がありますが、結局自分にとってはゼロか100なんですよね。

今回は良性でしたが、客観的に生検が必要な状況だったわけで、悪性でもおかしくありませんでした。

悪性かも、と思っとくのは、心のダメージコントロールには良い

悪性だと思っていて良性だと言われるよりも、良性だと思っていたのに悪性と言われる方が、精神的なダメージは大きいものです。

私はあえて「悪性かもよ」って情報ばかり集めて、「良性かもよ」という情報は見ないようにすることで、自分の心のダメージコントロールをしてたみたいです。と後から思いました。

でも「悪性かもよ」な情報を集めすぎると、これまた気分が落ち込んだり、不確かな民間療法を見つけちゃったりしそうで、難しいことです。ネット上の情報、見すぎない方が良いですね。(見すぎたけど)

正しいことが書いてあっても思い込む

結果を聞く前の記事で、私は「ほぼほぼ悪性」と思い込んでいます。何をきっかけに思い込んだかというと、たぶんこちらのページです↓(私の読み取り方がまずかっただけで、こちらのサイトは悪くないです)

乳がん検診でよく記載されている分類|六本木ブレストレディースクリニック

私が診断された、乳腺MRIにおける「グレード4」について、がんである可能性は「2~95%」と書いてあります。この「95」の部分だけ見て、「ほぼクロじゃん」と思った模様。

落ち着いて読むと、ちゃんと「2~95%」って書いてあるんですよ。もし、私が「がんのはずがない」などと思っていたら、きっと「2」の部分だけ見えて「ほぼシロだわ」と思ったでしょう。こうやって思い込むんですね、人間って。

あらためて他のサイトも見てみると、30~50%だとか、半分程度とか書いてあったりしました。可能性は決して低くないけど、とても高いというほどでもなく、結果が分かれるのがグレード4、ということです。

ちなみに、思い込みではなく本当に「ほぼクロ」なのは、「グレード5」です。(悪性の可能性95%以上)

調べないと落ち着かない人は、信頼性の高い情報を

正しそうな情報でさえ、思い込んで読み間違います。一人で何でも見なければ良いのかもしれませんが、見ないと落ち着かない人は一定数います。

私も、昨年妊娠したかどうかの時もアレコレ考えていましたし、いつも同じことをやっています。良いとか悪いとかではなく、見通しが欲しい性格なので仕方ないのです。

今回は、信頼できそうな情報をある程度調べたところで、これ以上はグルグル回るだけだと思って切り上げることができました。あまり調べすぎて日常生活まで振り回されないようにしたい、とも思っているのです。実際にはまだ何も明らかになってないんですから。

情報の取捨選択に自信がない方は、ぜひ国立がん研究センター公式の「がん情報サービス」をおすすめしたいです。乳がんなら東京都の女性向け特設サイトや、横浜市の「よこはま乳がん」も、とっつきやすくて良いです。あるいは、病院や行政の相談窓口で聞いちゃうのも手っ取り早いでしょう。

患者さんのコミュニティで飛び交う情報も参考になりますが、自分に当てはまりそうかを判断するのが難しいので、診断が付いてから見に行くので良いかもしれないです。

不妊治療をどうするか、結論を出さねばならぬ

さて、話が元に戻って、不妊治療。乳腺外科が一段落したので、今度こそちゃんと旦那と話さなければいけません。

私としては、やりきった感が強く、もう終わりでいい気がしています。今は旦那が花粉症で弱ってるので、調子が戻ってきたら話したいと思います。

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