二人目妊活前の不育症検査、結果を聞きに行ってきました。
なんと、前回陽性に出た項目、全部陰性。あまりあることじゃないけど、たまにはあるらしいです。先生も笑っちゃってました。
また、新しく加わった項目も、陰性でした。
検査結果です(今回と前回)
というわけで、結果です。
上から4項目が、前回は陽性だった、血液凝固系の検査です。陽性だったら血が固まりやすい体質ですよ、というもの。
一番下は、今回新しく加わった検査です。説明は後ほど。
項目 | 今回 | 前回 | 単位 | 基準値 |
抗カルジオリピンIgG抗体 | 8未満 | 10 | U/ml | 10未満 |
抗カルジオリピンIgM抗体 | 6 | 8 | U/ml | 8未満 |
抗第Ⅻ因子 IgG抗体:Heavy Chain | (-) | (±) | なし | (-) |
抗ProteinS IgM抗体 | (-) | (1+) | なし | (-) |
抗EGF抗体 | 0.302 | なし | OD | 0.5未満 |
陰性化した原因は不明
血液凝固系の検査が陰性化した理由は、ほんと不明としか言いようがないらしくて、先生にも分からないですし、もちろん私にも分かりません。
出産して体質が変わったのかもしれません。
出産前と生活リズムが変わって、良い影響があったのかもしれません。
もちろん、採血の日にたまたま調子が良かっただけ、って可能性もあります。
分かんなーい。
とりあえず、悪化してないというのは、良いことではあります。あまり数値が悪くなると、今度は自分の血栓症の心配しないといけないですから(脳梗塞とかね)、と先生談。
そんで、
復活する場合もあるらしい
時間をおいて再検査すると、陰性化していた数値が復活する場合もあるらしいです。自由だね、人間の体って。
だから、一応アスピリン持って行っとく? と聞かれました。というか勧められました。害はないし、と。
はい、私も飲みたいです。なんか落ち着かないです。
陽性ではないから、35週まで飲む必要ないと思う、妊娠初期だけでOK、とのこと。基準もはっきりしない話なので、曖昧な指示にはなってしまいますが。指示ですらないか?
妊娠したら再検査して陽転してたら飲み続ける、でも良いし、初期だけ飲んでおしまいにしても良いし、なんかもう健康食品かよって感じですが、そんな話でした。
抗EGF抗体とは:血管が育つのを邪魔する抗体
なんか陰性化に驚きすぎて、聞いてくるのを忘れちゃったんですが(まて)、クリニックのホームページにちゃんと説明が書いてありました。
抗EGF抗体とは、不育症に加えて、着床障害の診断にも役立つ検査だそうです。
何者かというと、「血管が育つのを邪魔する抗体」です。
子宮内膜や胎盤が育つためには、新しい血管がたくさん必要です。
この血管ができるときには「EGF」という物質が働きます。
で、「抗EGF抗体」は、EGFにくっついて邪魔します。
血管が伸びず、内膜や胎盤の成長が妨げられます。
すると、着床障害、不育症、ということになります。
不育症の場合は、抗EGF抗体が陽性の人は、今までの血液凝固系の検査も引っかかっていることが多く、わりと診断がつくそうです。
でも、着床障害だと抗EGF抗体だけ陽性、という場合もあり、今まで原因不明だった人に診断がつくことがあると。この意味で、着床障害の診断に余計に有益である、とのことでした。
以上、抗EGF抗体検査についてでした。
参考(杉ウィメンズクリニックの記事)↓
当院研究所が今一番注目している検査-EGF系の破綻による不育症、着床障害について。原因不明の着床障害、不育症のブレークスルーになるか。 – 2019/07/13(土)
4月から開始した新しい検査、抗EGF抗体の解析 – 2020/05/17(日)
というわけで、アスピリン飲みます
話は戻りまして、検査自体は陰性でしたが、アスピリンは飲むことにしました。
100錠出してもらって(一度に出る上限)、お会計がまあまあかさみました。
再診料2,200円+お薬代5,500円=7,700円。
最初は自然妊娠にトライしようと思っているし、いちいち通院するのは大変なので、出せるだけ出してもらっちゃいました。どうせ妊娠したらしばらく飲み続けるしね、うん。
このアスピリンをお供に、妊活、再開です。