以前、心拍確認後に流産になってしまって落ち込んだ時に、読んで気分的に助かった本をしみじみ思い出したので書きます。
体調が落ち着くまで、ある程度安静にしてたので、その間とかに読んでました。
だいぶ昔の作品なので、そこはご了承を。
猫の地球儀(小説、全2巻)
主要キャラが全部猫、てのが良い! (表紙の女の子キャラは、猫の手下的な人型ロボットです)
宇宙に浮かぶコロニーで、猫たちが完全に独自世界を作って暮らしています。
コロニーの中心広場で、ロボットを使った格闘技に入れ上げる猫たちがいたり。(濃ゆい命のやり取りもしています)
コロニーの窓から見える地球に行くことを夢見て研究してる猫がいたり。
それを宗教的にどうたらと言って狙い回す坊さんたち(猫)がいたり。
そんななので、読んでると、ちょっと人間界の事を忘れられます。
でありながら、キャラが良い味出してて、適度に笑えたり泣けたりするので気に入っています。
ARIA(マンガ、完全版全7巻)
テラフォーミング後の火星で、観光ゴンドラの仕事をする女の子たちの物語です。
作中の火星は水の都となって、「ネオ・ヴェネチア」と呼ばれています。ゴンドラは、実在のヴェネチアでも水路を走っている小舟のこと。
もうね、景色がきれいです。
で、悪い人いません。
全くいません。
何でも前向きに楽しんで頑張っていく主人公たちに、元気をもらいっぱなしです。
こんなに負の感情を刺激されない漫画も珍しい気がします。
泣き終わって、そろそろ心が元気になりたい時こそ、読みたい漫画です。
私が持っているのは「AQUA」全2巻+「ARIA」全12巻ですが、現在は「ARIA完全版」全7巻にリメイクされたようです。
リメイク版は本のサイズが大きく、厚みもかなりのようなのでご注意を。(そのぶん絵は美しく、ボリュームも満点だそうです)
リメイク版(大きい)↓
以下旧版(普通の大コミックサイズ)↓