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風疹ワクチンを打ちました~受診の流れや注射部位の症状

不育症検査前の避妊期間中に、風疹ワクチンを打つ! ということで、行ってきました。

受診した記憶と、もらった説明書を元に書いていきます。

横浜市は助成事業があります

今回、私は横浜市の風疹対策事業を利用しました。
「社会全体から風疹を撲滅して、先天性風疹症候群を防ぐべし」という目標の元、自治体がお金を出してくれます。
横浜市風疹対策事業 – 横浜市保健所

実施期間:平成30年4月1日~平成31年3月31日
内容:【予防接種】 麻しん風しん混合ワクチン 1回 3,300円(税込)
   【抗体検査】 風しん抗体検査(血液検査) 無料
   ※最初からワクチンを接種するか、抗体検査後にワクチンを接種するか、どちらか選べます。
   ※ワクチン接種後に抗体検査を希望される場合、抗体検査費用は実費でのお支払いになります。

※自費で打つと、医療機関にもよりますが、1万円前後かかるようです。
あなたの住んでいる自治体でも行っているか、調べてみると良いです。(「○○市 風疹対策」とかで検索すると出ると思います)

まずは自分が対象か確認

横浜市の場合、以下に当てはまる人が対象です。

この事業を利用したことがない19歳以上の横浜市民で、
 1 妊娠を希望されている女性(妊娠中は接種できません)
 2 妊娠を希望されている女性のパートナー(婚姻関係は問いません)
 3 妊婦のパートナー(婚姻関係は問いません)

※1 麻しん風しん混合(MR)ワクチン又は風しん単独ワクチンの接種歴が2回以上ある方は対象となりません。
※2 横浜市風しん対策事業のご利用は一度限りです。(27年度以降に風しん対策事業を利用した後、30年度に再度の利用はできません。)

妊婦本人は対象外なのが注意点です。
高温期はもしもの事があるので、生理中~低温期に行くのが安心です。

男性の要件「パートナーなら婚姻関係は問わない」ってのは良いですね。市民の健康を優先した考えになっています。

抗体検査をするかどうか決める

横浜市の場合、打つ前に抗体検査(無料)をするかどうかが選べるので、まずはそこを決めます。

私は麻疹をぜひとも打ちたい気持ちがあったので、あえて抗体検査なし、としました。(風疹の抗体価が十分だったら、接種対象外になってしまう)(←せこいとは思っている)

忙しい方も、抗体検査なしにすれば、一度病院に行けば終わるので楽だと思います。

ただし自治体によっては、抗体検査を必須にしているので、そこは従いましょう。(たとえば隣りの川崎市など)(参考:風しん抗体検査(無料)及び抗体価の低い対象者に対し予防接種(一部自己負担)を実施します! – 川崎市)

予約をする

事業に対応している医療機関の中から、行く病院を決めます。
その病院のホームページで、診療時間や予約受付時間を確認して、電話で予約しました。

電話では、「職場や学校で言われたのではなく、公費のやつですね?」と確認されました。
他には特別なことは言われなかったと思います。

受診当日

受付をして、問診票を書きました。保険診療ではないので、保険証は不要です。

妊娠していますか、の欄は自信をもって「いいえ」に丸を。
既往症は、子宮筋腫とか流産後とか書きました。
飲んでる薬は漢方薬のみ。
あとは特別なことはありません。(既往と薬も、予防接種的には特別なことじゃない)

体温が高かったけど打てました

体温は、家を出る前に一度はかって36.8℃。(熱があると打てないので、前もって測ると良い、と予約時に言われていました)
病院で、内科受付の事務さんに体温計をもらい、問診票に書く用を測ったら37.0℃。
念のため測り直し→37.1℃。

事務さん、ちょっと困った様子で、先生に判断してもらいましょう、と言われました。
34℃くらいの猛暑の中を歩いてきたことと、妊娠中の体温が下がり切ってないのが原因だと思いますが、事務さん的には困る高さですよね(汗)
 

問診では、先生が問診票をチェックしながら、「今日は調子悪い所ないんだよね?」「ないです」「持病もない?」「筋腫とか流産したとかそれくらいですー」(←問診票にあるような、免疫系や心臓・腎臓なんかはないです、と言いたい)

という程度のやり取りで、「大丈夫です、打てますよー」となりました。

痛くない!

ワクチン接種は看護師さん。
上腕外側に打ちます。

生ワクチンだからなのか、インフルエンザワクチンみたいなしみる感じは全くありませんでした。
針が刺さったと思ったらもうおしまい。
拍子抜けでした。
 

注意事項として、以下を説明されました。

  • 当日は、激しい運動と大量の飲酒は控えること
  • 当日の風呂はOKだが、注射部位をこすらないように
  • 接種後2カ月は妊娠しないように注意を
  • 30分ほど、院内またはすぐ戻ってこられる場所で様子を見てから帰ること

30分ほど様子を見て、というのは、接種後30分くらいの間に、激しいアレルギーを起こす人がたまーーにいるからです。(滅多にないですが)
私は風疹ワクチンが初めてだったので、必ずいるように言われました。
で、会計待ちのロビーでスマホいじったりして30分過ごし、何ともないので帰りました。

打った後の症状

問診票に付いていた注意事項によると、一般的に、麻疹風疹ワクチンの副反応は、接種後14日以内に出ることが多いそうです。
起きうる症状と、出るとしたらその時期は、次のように書いてありました。(みんなに全部が出るわけじゃないですよ!)

    出やすい症状

  • 発熱(接種した人のうち20%程度)、発疹(10%程度)・・・接種後5~14日頃
  • 過敏症状(発熱、発疹、かゆみなど)・・・接種後1~3日頃
  • 接種部位の発赤・腫れ・しこり感、リンパ節の腫れ・・・数日で消失
  • 滅っっ多にない症状

  • アナフィラキシー様症状(ショック症状、じんましん、呼吸困難など)・・・通常、接種後30分以内に出る
  • 急性血小板減少性紫斑病(青あざ、鼻血、口の中の出血など)
  • 脳炎、けいれん

私の場合(副反応)

接種した3日後から、接種した場所にかゆみを感じ始めました。
押さえると、痛みと軽い腫れ感があります。
ただ、見た目は赤くも何ともなく、膨れているようにも見えません。
ごく軽い症状です。
このかゆみなどは、3日くらい続いて消えました。

その後は特に何もなし。
2週間たった時点で、特に体温が上がった時期もありませんでした。
 

というわけで、私はものすごく軽い副反応で済みました。
風疹は(記憶違いとかでなければ)過去に罹っており、麻疹も一度予防接種しているので、これらが普通にワクチン中のウイルスをやっつけてくれたので反応が軽かったのかな・・・なんぞと、適当なことを考えました。

ともあれ、これでがっつりワクチン打ったので、麻疹と風疹に関しては、胸を張って安心と言えます。