風疹やったことあるけど風疹ワクチンを打ちます~理由について

横浜市の助成事業を知り、今回予防接種を受けることにしました。
打つのはMR(エムアール)ワクチン。麻疹と風疹が一緒になった、混合ワクチンです。

母によると、私は風疹は幼い頃にかかっており、麻疹はワクチンを1回接種している、とのこと。
どっちも履歴があるのに重ねて打つの? 意味あるの? と疑問に思う方もいるかと思います。

乱暴な言い方をすると、風疹も麻疹も「予防接種を二回打ってなければ、とりあえず打っとけ」で良いのです。
昔かかったかどうかは、考えすぎなくて大丈夫です。

国立感染症研究所の風疹Q&A(2018/1/30改訂)を見ながら、詳しく書きたいと思います。

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なんで今打とうと思ったか

今もまさに流行っていますが、風疹は以前から時々流行しては、「先天性風疹症候群が怖いから、みんなワクチン打て!」と言われていました。

先天性風疹症候群:
妊娠初期の女性が風疹に罹ると、胎児に障害が出ることがある。出うる障害は、難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れ等。
妊娠2か月頃までは眼、心臓、耳のすべてに症状を持つことが多いが、それを過ぎると難聴と網膜症のみを持つことが多くなる。妊娠20週以降では異常なしのことが多い。
先天性風疹症候群に関するQ&A Q1より

現在、30~50代の男性が、風疹ワクチンを打っていない(子供の頃に定期接種じゃなかった)世代となっています。女性も、任意接種(自分で病院に行って打つ)の時期の人は、打っていない可能性があります。

私が今まで打ってなかった理由と、今回思い付いた理由

というわけで、いつ誰からもらってしまうか分かりません。
先天性風疹症候群を予防するためにも、妊娠希望なら、風疹ワクチンは打っておくのがベストです。
が、私は風疹は幼い頃にかかっていると聞いていたので、まあ大丈夫でしょうと思っていました。
 

また、風疹ワクチンは、妊娠すると打てません。そして、打った後2カ月間は避妊が必要です。
だから、妊娠いつでも来い、と思っていると、打つのはためらわれます。

風疹ワクチンで先天性風疹症候群が起きたという報告は、今まで海外も含めて無いそうですが、念のために避妊を申し渡されます。(風疹ワクチンは生ワクチンで、軽ーーい風疹に罹らせることによって免疫をつける、という仕組みです。)

私は今回、流産からの不育症検査のため、3カ月ほど避妊期間となるので、打つなら今がチャンス! となりました。

罹ったことがあるのに打っていいのか? について

本当に風疹だったのか分からない

意外とこれ、あるようです。
ひとつは、単純に記憶違い、という場合。

一方で、医師の診断が実は違っていた、という可能性も無いとは言えません。
「絶対に風疹!」と確定させるには、通常血液検査をして、風疹ウイルスがいるかどうか調べます。でも、患者全員にこれを行うわけはないと思います。
症状や、地域での流行状況から、風疹でしょう、と診断される。すると、実は風疹じゃなかった、ってケースも一定数含まれてしまいます。

実際に、「風疹に罹ったことがある」と思っている人に血液検査をすると、約半分は風疹じゃなかった!(記憶違いまたは診断違い)との研究結果もあるそうです。
(逆に、血液検査をして「確実に風疹」と診断されたなら、追加のワクチンは不要ということです)

風疹Q&Aにはこんな記述があります。(太字は加工しました)

Q3-3
こどもの時に風疹にかかったと親にいわれていますが、この場合予防接種をうける必要はありますか。

すでに風疹にかかったとの記憶のある人達に血液検査を行ったところ、約半分は記憶違い、または風疹に似た他の病気にかかっていたという調査結果もあります。風疹にかかったことが血液検査などで確かめられていない場合(風疹にかかった記憶だけの場合や、医療機関を受診していても症状だけからの診断で、診断が血液検査によって確認されていない場合など)は必ずしも信頼できません。これまで風疹の予防接種をうけたことがないのなら、なるべく早く予防接種をうけることをお勧めします。

たとえあなたがこれまで風疹にかかっていて既に免疫を持っていたとしても、予防接種をうけることによって特別な副反応がおこるなど、問題がおこることはありません。過去に風疹に感染していても、今、予防接種を行うと風疹に対する免疫をさらに強化する効果が期待されることもあるのでより安心です。

罹ったのに打っても、有害な事はない

上記のQ&Aにある通り、これまでに風疹にかかったことがあっても、ワクチンを打ったことがあっても、追加でワクチンを接種することで特別な問題は起きません。
むしろ更に免疫が強化されてより安心、と背中を押してくれています。

よって、かかったことがあるかないかに関わらず、ワクチンを打っていなければ打った方がよい、といえます。

麻疹をまた打つの? について

私は制度の変わり目の関係で、麻疹ワクチンの接種は1回だったようです。

ワクチンは本当は2回必要

理想としては、風疹、麻疹ともに、2回打つことが推奨されています。今の子供の定期接種はそうなっているはず。

風疹だと、接種1回目で95%、2回で99%の人が免疫を獲得するそうです。
麻疹も同じくらいです。

抗体検査をして数値が良ければ、2回目の接種は必要ないですが、それも手間がかかります。
全員に2回打てば、ほぼ全員に確実に免疫が付く、というわけで、定期接種はそうなっています。
 

ただ、ワクチンも絶対ではなくて、2回打ったのに免疫が付かない人も、稀にいます。
また、年月とともに抗体価が下がってしまう人もいます。

でも、ワクチンを打つまえからそれを心配しても仕方ないこと。
まずは打つのが大切です。

風疹Q&Aの中には、麻疹について言及している項目もありました。

Q3-4
これまで風疹の予防接種を受けたという記録がありません。この場合予防接種をうけるべきなのでしょうか。

予防接種をうけたことが記録で確認されていない場合、男女ともなるべく早く接種することをお勧めします。血液検査で十分高い抗体価があることが確認された場合にはこの必要はありません。

たとえあなたがこれまで予防接種をうけていたとしても、または風疹にかかっていたとしても、再度予防接種をうけることによる特別な副反応がおこることはありません。過去に風疹の予防接種を受けていても、今予防接種を行うと風疹に対する免疫をさらに強化する効果が期待されることもあるのでより安心です。もし麻疹ワクチンを1歳以上で2回受けたことがない場合は、風疹予防と麻疹予防の両方の観点から、麻疹風疹混合ワクチンを選択することをお奨めします。

続きます

以上より、私は、

  • 風疹の予防接種を受けたことがない
  • 麻疹ワクチンを2回受けていない

というわけで、まさにMRワクチンの適応です。
横浜市、ありがとう! 接種受けてきます。
 

続き↓

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